どうすれば歌が上手くなるか?
かなり漠然とした疑問ですが、大まかに書きます
結論を先に言ってしまえば、呼吸・声帯・共鳴を自在にコントロールできるようになって、曲に合った声を出せるようになることです
そもそも「上手い」の基準がジャンルによって違いますし、人によっても違います
例えば、合唱で求められる声は、柔らかくて周りと馴染む声
ロックバンドの場合は、周りに埋もれない声
「音程が安定してると上手い」のは全ジャンルに共通しますけどね
発声で大事なことは
- 適切な呼吸の量
- 適切な声帯の閉じ加減
- 適切な喉仏の位置(共鳴)
- 適切な口の形(共鳴)
ざっとこんな感じです
他にも「舌の位置」や「軟口蓋」がどうこう言われる事がありますが、細かい事は気にしなくても良いです
「適切」の加減はジャンルによって違いますし、個人によっても違います
例えば、地声が柔らかい人が激しいロックを歌いたい場合と、地声がキンキンする人が合唱を歌う場合では、アプローチが逆になります
ボイトレの先生によっては「合唱団みたいな練習」しか教えられず、ロックやポップスの方向性と違う事もあるので注意です
「呼吸・声帯・喉仏・口」を自在に動かせるようになって、「こういう動きをすると、こういう声が出るんだな」と身体に覚えさせることが上達の近道です
で、そこまで自在に出来るようになったら、今度は感情表現を入れるようにします
感情表現と言うと、ビブラートとか思い浮かべますが、全く違います
簡単に言えば、声優がセリフに感情を込めるのと一緒です
詳しくは→歌に感情を込める方法