楽器を弾きながら歌うコツ。ベースボーカル

今回は楽器を弾きながら歌うコツです
ギターボーカルは簡単だと思うんで、ベース・ボーカルの話をします

ギターでコードストロークしながら歌う場合は、歌とタイミングが一致してるんで、そんなに混乱する事はないと思います

ベースの場合は、歌とベースのタイミングが一致しない場合があります
「ベースライン」と「歌」の2つのメロディを同時にこなす必要があります

当たり前の話ですが、「ベースかボーカル片方ずつなら完璧にできる」が大前提です
どっちもマトモに出来ないのに両方同時にやるのは無謀です
特にベースは「何も考えなくても指が動くレベル」まで練習曲を弾き込みます

練習方法としては、「テンポを落として、少しずつ歌とベースのタイミングを合わせる」という地道な方法しかありません
で、そのタイミングを合わせる際、「どういう意識でやるか?」が大事になります

皆さんは楽器を弾きながら歌うとき、「楽器に歌のタイミングを合わせるイメージ」ですか?それとも「歌に楽器のタイミングを合わせるイメージ」ですか?
私の場合、ベースボーカルは「歌に楽器のタイミングを合わせるイメージ」で演奏することが多いです

歌いながらダンスを踊るときって「歌に振り付けのタイミングを合わせる」ってイメージじゃないでしょうか?
例えば「恋ダンス」なるものが流行りましたよね

い~なみ 街が暮れたら ~ろめ
赤字部分は、手を前に振るタイミング
青字部分は、手を横に広げる
緑字部分は、手を上、下に振る

さて、このダンスを歌いながら踊ってみてください
その時に、頭の中でどう処理しますか?

歌詞の「い~なみ」の「」「」のタイミングで手を前に振る。という意識か?

それとも、手を前に振るタイミングにあわせて「い~となみの」と歌うのか?

おそらく前者のほうが踊りやすいですよね?

ベースボーカルもこんな感じで、歌詞のどの部分で何の音を出すのか?という意識で練習します
歌に合わせて指をダンスさせると思ってください。恋ダンスならぬ指ダンス

逆に「ベースに歌を合わせよう」とすると難しいと思います(私の場合ですが)
ただし、曲によってはベースに歌を合わせたほうが分かりやすい部分もあります
例えば、歌の始まる半拍前にベースラインの頭がある場合。歌より前にベースの頭が鳴るので、歌のタイミングにベースを合わせるという意識ができません
(追記:実はこういう場合はコツがありまして、半拍前のベースに合わせて頭の中で「ん」と歌うんです。声には出さず頭の中だけで。そうすると「ん」のタイミングに合わせてベースを弾くという意識で脳内処理できる)

具体的な練習方法
コピーしたい曲をパソコンでスロー再生しながら、ゆっくり練習します
歌詞カードを用意して、どの言葉を発するタイミングで、ベースのどの音を出すか?を書き込んでいきます
例えばコレは私が練習の時に使った歌詞カードですが、赤の点がベースの弦を弾くタイミング、白丸がミュートのタイミングです。
できればコード名も書いたほうが良いと思います

かなり適当な書き込みですが・・・ Rush – Spirit Of The Radio

スコアがあるなら歌詞とベースの縦のラインを確認しましょう
歌詞のどの部分で、どのベース音を出すか確認します
曲のMIDIデータ(デジタル楽譜)があると、DTMソフト(楽譜再生ソフト)で読み込んで「目と耳」同時にタイミングを確認できるので、コピーしやすくなります

こうやって紙に書いて、視覚的に頭に入れるのが有効です
音の感覚だけで覚えてると、次の日に忘れてることがあります
忘れると最初からコピーし直しになります
最初は根気がいりますが、こうやって何曲もコピーしていると、だんだんと慣れてきます

あと究極の話、歌は間違っちゃいけませんが、ベースは多少アレンジしてもバレません
まぁ私は歌のタイミングも場合によっちゃズラします(^^;)無理に難しい事に挑戦してミスるより良いかと思います
どうしてもタイミングが合わせづらい箇所があったら、影響ない範囲でアレンジしちゃいましょう

あとアコギで一人で弾き語りする時も、「歌にギターを合わせる意識」のほうが、リズムが走らないと思います
緊張すると、ギターのストロークがシャカシャカと速くなりがちです
速くなったギターに歌を合わせると、どんどんテンポが速くなります
「ゆっくり歌って、歌にギターのタイミングを合わせる」という意識だと、テンポが走りにくいです

最後に、私がバンドでコピーしてるRushの動画を載せておきます
ベースボーカルのゲディ・リーは「複雑なベースラインを弾きながらハイトーンで歌って、時々キーボードも弾きながら、足でフット鍵盤を操作する」という、すき家従業員なみのワンオペをこなします
プログレシッブ・ロックにはベースボーカルが多いですね

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