声優と歌手を兼業してる方って多いですよね
どちらも声を使う職業なんで、共通して使える技術があるんだと思います
声優さんは、喉をコントロールして多様な声を出せます
アニメでいろんなセリフを録音しますからね
例えば、声を枯らして「貴様ぁぁああ!」と叫ぶようなセリフとか、明るい声で「おはよう」とか、怖い声で「我輩に逆らう気か?」とか
これは声帯、喉仏、口、舌を上手くコントロールしないとできません
歌でもこれらのコントロールが重要になります
普段からセリフの練習をしているので、歌詞に感情を込めるのも上手いです(歌に感情を込める方法は→こちら)
我々素人もそれなりにセリフを言えますが、プロのクオリティにはかないません
さらに、声優さんは元々の声質に恵まれています
最近よく「イケボ(イケメンボイス)」という言葉を聞きます(外見がイマイチでも、声がカッコイイとモテるらしいです)
以前ハスキーボイスの記事でも書きましたが、「癒される声」「落ち着く声」ってありますよね
「ヒーローっぽい声」の声優さんも、歌うとカッコイイです
まぁ中には「目玉の親父」みたいな個性派もいますけど
声質が良い声優が、ボイトレで練習して、さらにプロがレコーディングする・・・そりゃ~レベルが高くなりますよね
ちなみに私はイケボではありません
声がビリビリして口腔共鳴が強いです。ギャーギャーとうるさい声です
歌でも声がキンキンして、やたらと高音が共鳴してしまいます
なので喉仏が上がらないように注意してます
鼻が詰まって口腔共鳴が強すぎるのかな?なんて事も考えてます
あとモノマネ芸人もすごいです
モノマネも喉のコントロールが必要になるので、歌が上手い人が多いですね
このブログでも何回か書いてますが、モノマネが歌の練習になることがあります
ミックスボイスやヘッドボイスの練習として、ケンシロウ、志村けん、ルパン三世のモノマネが使えます
裏声が出せない人ならハードゲイの「フォーウ!」とか
喉仏を下げる練習なら秋川雅史とか良いかもしれません
注意することは、自分の憧れの歌手の真似をしても、逆効果の場合があります
あくまで「技術のコツを掴むため」にモノマネを使います
以前も書きましたが、基礎が出来てないうちにプロのクセを真似しないほうが良いと思います