ストローエクササイズについて

ボイトレのエクササイズの一種で、ストローを使った練習法があります
ストローを口にくわえて「う~~~」と声を出しながら音程を上下させたり、歌のメロディをなぞったりします
ストローの先端から空気が出るのを確認しましょう。空気が出てないとハミングになってしまいます(コップの水にストローを入れて、ブクブクとやる方法もあります)

ストローの太さで空気抵抗が変わりますが、普通の太さが良いと思います
太すぎると抵抗が弱くて空気がガバガバ抜けてしまいます
細いストローは抵抗が強くなるので「力まない」ように気を付けてください。首や肩によけいな力を入れるのはダメです

ストロー、ハミング、リップロール、タントリル(巻き舌)は、どれも空気の出口を「狭く」して声を出す練習方法です。空気の出口に「抵抗」がある訳ですね
抵抗によって口腔内の空気圧が高まり、声帯にバックプレッシャーがかかって声帯振動が整いやすくなる・・・らしいです

あと、言葉が出来るしくみで解説しましたが、人間は発音するために共鳴腔がグネグネと動きます。これが声帯振動に影響して、高い声が出にくくなったりします
ストローやハミングしながら音程を上下させる練習は、「言葉を発音せず、同じ共鳴腔のまま音程を上下させる」という事です
だぶん「共鳴腔のコントロール」と「声帯のコントロール」の分離に役立つんだと思います

私的には
ストローとハミングは、少ない空気で行う地声的なエクササイズ
リップロールとタントリルは、多い空気で行う裏声的なエクササイズ
のような気がします(ストローは太さによって空気量が変わりますが)
なので、その人の発声状況によって使い分けが必要だと思います

リップロールについては以前の記事で解説してます
あとハミングについても記事を追加しました→こちら

2020年は混乱の年(ただの日記)

2020年になってから良い事が無いですね
1月7日にニール・パート(私が好きなバンド”RUSH”のドラマー)が脳腫瘍で亡くなりました
その後コロナウイルスが流行して、予定していたライブやセッションが中止
このままじゃ夏のライブも出来るか分からないですね

カラオケが休業してるのでボイトレも出来ず。まぁ自宅でピッチ(音程を合わせる)練習は出来ますけど、たまには思いっきり声を出したいですね
近所の音楽スタジオは空いてますが、ちょっと割高になるので、タブレットにカラオケのアプリ入れて、車の中で歌ってます
ボリューム落として歌うのも、実は良い練習になるんですよね

スポーツジムも閉鎖したので、ダンベルとトレーニング用ベンチを買いました
ジムに行けない人が多いので、ネット通販ではダンベルが品切れ。ジモティー(フリマ掲示板)でもダンベルが大人気です

こんな状況が続いたら、ライブハウスもカラオケもスポーツジムも、あらゆる業種が潰れますよね
一部のライブハウスはクラウドファンディングで資金が集まってますが、ダメな所もあるだろうな~ウイルスで人間も経済も淘汰されちゃう
早期解決に期待せず、1~2年の辛抱を覚悟して、何とか生き残るように考えたほうが良さそうですね

RUSHコピバンでライブ

12/14 高円寺Club ROOTS!
Rushのコピバンでライブやりました
このバンドでは2回目のライブです。前回はこちら

Rushを演奏するときはベースボーカルを担当することが多いのですが、このバンドではキーボードボーカルです
まぁRushのキーボードは簡単なんで、ベースボーカルよりかなりラクです

どんな楽器にも言えることですが、歌いながら弾く場合はポジションが大事です
「楽器の高さ」「マイクの高さと方向」「立つ位置」「譜面台の位置」を弾きやすいポジションに合わせましょう
ただし、狭いステージだとセッティングが制限される場合もあります
私も今回は譜面台を立てる場所が遠くなってしまい、ほとんど見えませんでした
ステージが暗くなるとキーボードのボタンすら見えず(><)
準備の良い人はクリップ・ライトや、クリップ譜面台を持参する人もいますね
まぁ暗記するのが一番ですけど

とりあえずコレで年内のライブは終了です
来年も頑張って活動します

アゴをあまり開かない方がハイトーンが出やすい?

今日は「アゴの開き加減がハイトーンに影響するか?」について話をします
実は以前から「アゴをあまり開かない方が、スムーズにハイトーンが出るのでは?」と思ってました

なぜかと言うと、私は裏声を出すときに、アゴを開かないほうが出しやすいんです
なので、地声→裏声に移行して音程がUPするときに、アゴをだんだんと狭めたほうがスムーズに移行できるのでは?と考えてました

なぜアゴを狭めたほうが高音が出やすいのか?
それは、口腔の大きさや形が変化することで、響きやすい周波数が変わるからです。詳しくは→こちら
しかし、これは音程が高くなる訳ではなく、音質が明るくなるだけです
以前ブログで書いたように、音程(音の高さ)は「声帯振動」で決まります
という事は、「アゴの開き具合」で音質は変わっても音程は変わらないはず・・・

ところが「アゴや喉仏の位置が声帯振動に影響する」という研究結果があるらしいです
まぁどれぐらい影響があるのか分かりませんが、ボイトレをする際に頭に入れておいたほうが良さそうです
Youtubeでも「高音を出すときは母音を狭める(アゴを開きすぎない)」と教えている人が何人かいますので、メソッドとして研究されているんでしょうね
(ちなみに喉仏を上げると高音が出やすくなるのは、声帯そのものが引っ張られるせいもあると思います)

「あ」を発音するとき「口を大きく開いた状態」では上手く高音に入れないので、あまり口を開かないで「あ」と発音して、上手く誤魔化す必要が出てきます
以前の記事で「母音を誤魔化してハイトーンを出す方法」を書きましたが、それと同じ要領ですね

日原鍾乳洞に行ってきました

奥多摩にある日原鍾乳洞に行ってきました
写真映りが良くないので迫力が伝わりませんが、大広間は圧倒されるスケールです

中はかなり広くて急な階段もあるので、歩きやすい靴が必要です
鍾乳洞の温度は1年通して10°くらいで、夏は涼しく、冬は外より暖かいです
上着を着て入ったんですが、歩いてるうちに暑くなって結局Tシャツで行動してました
「新宮洞」は平坦ですが、脇道から入る「新洞」は階段が多くて疲れます

平日に行ったので道路が空いてて良かったです
鍾乳洞までの道路はかなり狭くて、車がスレ違う幅がありません
渋滞したら脱出できなくなるでしょう

↓奥多摩湖と鳩ノ巣渓谷にも行ってきました
次回はゆっくりキャンプや川遊びしたい